急性腰痛は、初めにしっかりと処置を行ない再発を防ぐのが重要なポイントです。足首の捻挫と同じく1度痛めた場所は関節がゆるくなり次の痛みに繋がります。また腰の固まった状態で何日も放置すると言うことは、腰の筋肉の弱化にも繋がります。急性腰痛の患者さんは、初めに痛めた時に適切な処置をするかしないかで、その後の慢性腰痛への移行・繰り返すギックリ腰になる頻度が大きく変わってきます。テーピングやアイシングといった処置は必要ですが、まずは治療院に行き、痛みと緊張をとることが先決です。痛みを繰り返すほど腰の状態は悪くなって行くと思ってください。

ぎっくり腰もすぐよくなる場合とそうでない場合があります。
比較的な年齢が若く普段の健康にあまり問題のないようなばあい、肘から手首にむかって指３本分くらいのところにあって中指を動かすとピクピクうごく所にニュウショウというツボがあります。ここを３０秒程度痛いくらいに押すと改善することがあります。個人の体質による差やそのときの体調により回復の度合いはちがいますが敏感なかただとすぐ効果があらわれます。
ご家族と一緒にお住まいでしたら患部に直接お灸をしてもらうのも良いでしょう。薬局でうっているせんねん灸のようなものでもある程度効果があります。

一度、腰部を痛め再受傷した場合は痛みが長引く場合が多いので注意して下さい。
再受傷してから3〜4日間はアイシングと固定が一番だと思います。
テーピング固定が有効であればテーピングで結構ですが、仙腸関節部分に違和感やぐらつきを感じるのであれば、テーピングの上から生ゴム式の仙腸関節を固定するコルセットをお勧めします。
日中は少ししっかりと固定し、寝る際は血行を阻害しないように肌に添わす程度に固定し、症状を観察して下さい。

１．仙腸関節捻挫の場合、どのくらいの期間で完治するものなのでしょうか？
２．現在テーピングで軽く固定しています。いろいろ試したんですが、テーピングが一番楽。

ご本人が一番楽な方法で対処しているので取りあえずは問題ないと思います。

私事ですが、この様な症状の場合、背中、腰回り、おしり全体、あしなど多岐に渡り痛みがあるものです。仙腸関節捻挫の原因は、色々と考えられますが最終的に筋肉群の疲労だと思います。この様な筋肉異常は当院では短時間で凝りや痛みを取り除いています。そんなに長い期間かからずに改善出来ると思いますのでカイロや整体院などで気功治療が出来る施術院、または気功専門の施術院でお世話になってはいかがですか？
本物の気功治療師や特殊能力を持つ治療師の力は驚愕に値すると思います。

仙腸関節がコキッとなるのは、筋肉の緩みや緊張があるためにおきます。それには、テーピングよりも、骨盤にさらしを巻くほうが効果があります。骨盤ベルトでは、伸縮があるので、さらしに比べると効果は薄いです。仙腸関節の緩みの原因は、背骨の使い方が、正しく使えていないので起きています。その使い方は自分自身で正しく理解することは難しいので、そういうことが分かっている治療院へいかれると良いと思います。

いろいろなアドバイスがありますが、治る力がある時は、割となにをしても2週間〜3週間あれば治るようです。
しかし、患部の状態が悪化中であれば、どんな治療をしても、なにをしても、結果にさほど変わりはないようです。

痛みがある時は、少しでも早くよくなる可能性に賭けたいものですよね。
ただ、なにをすると楽になりそうかは、既にご自身の中で、薄々感じていらっしゃるようですから、あれこれ試すよりは、それを実行しながら経過を見るのが無難かと思います。
参考になれば、幸いです。

問題を複雑にしないで、通院している先生にしっかり相談して治療してもらうことが大切ではないでしょうか。

徒手療法のできる理学療法士のところか、アメリカなどでD.Oを取得しているカイロプラクターのところへ治療に行かれるのがよいかと思います。
理学療法士は国家資格で医学的知識などしっかりしていて安心ですが、腰痛治療に長けている理学療法士かどうかは確かめる必要があります。先進国においては、理学療法士はクリニックなどを開業していてその道の第一線で活躍しています。
またカイロプラクターは、海外では大学教育などしっかりとした学問体系となっていますが、日本では整体と同じく通信教育などもあるくらいですから注意してください。ちゃんとアメリカやカナダなど海外でカイロプラクター（D.O)を取っている方だと安心だと思います。

ぎっくり腰になったら、できるだけ早く患部を冷やしてください。（冷湿布約15分程度）
間違えても、暖めたりお風呂に入ったりしないで下さい。更に悪化する原因になります。
2〜3日したら痛みが軽減したら、お近くのカイロプラクティックや整体院にいかれたらよいと思います。

正しく検査して治療する整体・カイロなら問題ないです。
シップも薬もテーピングもその場限りです。
悪いところはしっかり治しましょう。

どちらの方かわかりませんが、他の方の治療を受けているにもかかわらず、いろいろ発言は差し控えますが、私のところにこられれば、治療法の山式素策があります。相当満足いけるようになるかと思います。ご本人の決めることだと思いますので、ご判断ください。
春日部のアイ・むさしや

仙腸関節はクリープフィラメント状の筋繊維でくっ付いています。
その靭帯が再生するのは整形では500日かかると言われています。それ位時間が掛かるものだとお考えください。
対策は、前回もお答えしましたように骨盤の固定！とコラーゲン食品をよくとって無理をしないことですね。

症状の改善にはそれなりのプロセスを通り改善に向かうものだと思います。痛められてからまだ日が浅いので症状の改善の前に、仙腸関節（骨盤）が不安定で深部組織の改善には至れていないものだと思います。改善には多少時間を要するするでしょう。経験的には長くても2週間以内にはほぼ全快しています。出来るだけ再発しないように努力されるしか今は無いと思います。前回もお伝えしたかもしれませんが、アイシングはアイスマッサージがいいです。ご家族がおられたらしてもらって下さい

お答えします。
所謂、ぎっくり腰と言いますのは、ＡＫＡ（関節運動学的アプローチ）と言う、学問が３０年も前から明らかにしておりますように、骨盤を構成する「仙腸関節」と言う関節に異常が発生し、周囲の筋肉や靭帯を同時に捻挫している状態を言います。
簡単に申しますと、仙腸関節が可動域以上に動いてしまい引っかかったまま戻らなくなってしまっている状態です。
この引っかかりを、医学的に正確に取り除く治療を早急に行うことで、何度もぎっくり腰を繰り返すことを防ぐことが出来ますし、ぎっくり腰を始めとする腰痛全般の殆どを根本から治すことが出来ると思っております。
私も、この１０年以上の間に、ギックリ腰の患者さんは数え切れない位の数診て参りましたが、皆さん仙腸関節の正確な治療で平癒なさっておられます。こういう、新しい考え方の治療法が既にあるのだと言うことをお知りおき下さい。とにかく、シップを貼り、骨盤ベルトで締めておくのが応急処置としては適切かと思います。
出来れば、一度ＡＫＡの治療を早急に受診して頂きたいと思っております。お力になれることがもしありましたら、嬉しく思います。

自家療法のご案内をします。子供のおもちゃにスーパーボールというのがありあます。直径数センチくらいのものがよいです。それを畳などのうえに置き、「気持ちよい」という範囲でゆっくり体重をかけて、患部を下から押します。毎日やっていると、徐々に良くなっていくでしょう。くれぐれも負荷をかけすぎないように注意しながらやってください。出張の時など、けっこう便利な小道具です。